FXの基礎知識2 FXのリスク? 失敗? 何から始めれば? 必要なものは?
FXのリスク・失敗
①流動性リスク
流動性リスクとは、
市場の流動性が低い場合に希望する金融商品の売買が成立しなかったり、
スプレッドコストが上昇したりするリスクのこと!
米ドルやユーロ、日本円などの主要国通貨であれば、取引量が多い!
つまり流動性の高い状態にあり、希望の売買が成立!
しかし、エキゾチック通貨と呼ばれるマイナーな通貨は主要通貨に比べて市場参加者が少ないため、
流動性が低く、希望する取引が成立しないことがある。
特にその通貨の主要国における祝日や、
天変地異、政治イベント、戦争、為替管理政策の変更といった
特殊な状況下においては特定の通貨の取引が困難または不可能となる
可能性もある。
②金利変動リスク
金利変動リスクとは、
金利の変動により資産の価値が変動する可能性のこと!
値上がり・値下がりを含めてどうなるかわからない(不確実)なので
定期的に金利を確認するように!
③為替変動リスク
為替変動リスクとは、
円と外国の為替相場の変動により、
外貨建て資産の価値が変動する可能性のこと!
基本的には、
為替も需要(買いたい人)と供給(売りたい人)のバランスで価格が変動!
為替変動リスクの対策としては、
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を活用して、
相場の予測の精度を上げること!
しかし、どんなにスキルを磨いても予想が外れることはあるので、
損失が出たら早めに損切りするのも大切!
また、重要な経済指標の発表前後など、
相場の急変が起きやすいときには取引を行わないといった判断も重要!
④スリッページリスク
スリッページとは、
FXで発注・決済を行った際の価格と、
実際に約定(注文が確定)した際の価格がズレてしまうこと!
約定力の高い証券会社を選ぶこと!
スリッページの許容範囲を設定しておくこと!
⑤システムトラブルリスク
取引システムの不具合などのトラブルが発生するリスクは、
FXに限らず株や投資信託などあらゆるオンラインでの取引に存在。
システムトラブル等のリスクを軽減するためには、
FX会社選びの際に実績や技術力を重視して会社を選ぶこと!
また、万一トラブルがあった際に問い合わせができるよう、
しっかりとしたサポート体制があることも重要!
⑥高レバレッジによるリスク
レバレッジは取引が成功すれば大きな利益を期待できますが、
失敗したときは大きな損失を出す可能性が。
例えば、レバレッジをかけて10万円の利益を得たとしても、
取引に失敗したときは10万円の損失を出す可能性もある。
レバレッジは闇雲に高くせず、
同時に損切りや資金管理などにも気を付けて取引すること!
何から始めれば?
初心者の方はデイトレードやスキャルピングトレードなどの短期売買をオススメ!
必要なものは?
はじめに外国為替証拠金取引を取り扱っている金融機関の専用口座が必要!
証券会社や一部の銀行でもFX取引用の口座を開設できる!
FXの口座開設には「銀行口座」「メールアドレス」「本人確認証(運転免許書など)のコピー」「マイナンバーのコピー」が必要!
本人確認書類とマイナンバーのコピーは、WEBで提出・アップロード可能!
スマホなどで事前に写真(画像ファイル)を撮ること!
最後に取引には投資資金の入金が必要!
他の投資商品に比べてレバレッジを使えるFXは
比較的 必要資金が少額で取引ができますが、
レバレッジを使うことで損益(ボラティリティ)の変動が激しくなるため、
資金管理には十分にご注意を!